股関節は骨盤の下側のくぼみ(臼蓋)に大腿骨の骨頭部が収まるようにして形成され、正常であれば上半身と下半身がスムースに連動します。それにより、瞬間的なダッシュやターンなど素早い反応が可能となります。しかし、股関節を支える筋肉に疲労や拘縮などの筋肉トラブルがおこり、股関節の正常な状態を維持できなくなると、上半身と下半身の連動性、下半身から上半身への力の伝達が損なわれ、パフォーマンスの低下につながります。
最高のパフォーマンスを発揮する為に不可欠な「コア」(股関節・骨盤・臀部)
アスリートが最高のパフォーマンスを発揮する為に不可欠なのが「コア」(股関節・骨盤・臀部)。特に股関節は大腿骨(下半身)と骨盤(上半身)の接合部であり、体重を支え、あらゆる動作の支点となっています。
コア(股関節・骨盤・臀部)の筋肉や関節の動きをしっかりサポートするクロスコンプレッション ショーツ
クロスコンプレッション ショーツは、コア(股関節・骨盤・臀部)の筋肉や関節の動きをしっかりサポートするプロフェッショナル仕様。コアをサポートするコンプレッションショーツをベースに、よりサポート力の高いクロスサポートバンドをテーピング理論に基づき配置(クロスコンプレッション構造)。この構造により、両サイドから股関節が圧迫サポートされ、上半身と下半身の連動性がサポートされます。
テーピング理論に基づき配置した「クロスサポートバンド」が体幹を包み込むように圧迫サポート。
■体幹(股関節・骨盤・臀部)を安定させ、パフォーマンスをサポート
■急激なダッシュ、ストップ、方向転換などをサポート
■骨盤と内転筋群への負荷を緩和。股関節周辺の障害(グロインペイン症候群など)をケア
大転子周囲をしっかり圧迫し、股関節のズレやゆがみを抑え下肢のスムーズな動きをサポート
身体全体の軸を形成する股関節、骨盤、臀部を圧迫し、安定した動きをサポート。
優れた伸縮性を誇るストレッチ素材が、激しい動きにも柔軟に対応しスムーズな動きをサポート。
■ひとクラス上の汗&体温コントロール
■劣化しない吸汗・速乾機能
A.コアのバランスがサポートされパフォーマンスアップにつながる
B.走る動作のサポートに効果がある
C.骨盤がサポートされ安心感が得られる
専門は応用健康科学、公衆衛生学、障害科学。元ラガーマンで、自らもフルマラソンを走るなど、実践する研究者。
コンプレッションウエアの特長として、血液循環が促される効果はよく知られていますが、筋肉の出力が増す効果については意外と知られていないようです。動物実験では、epimuscular myofascial force transmission(筋膜張力伝達)という、ある筋肉の長さや位置が変化することにより隣接する筋肉の出力が変化する現象が確認されています。外部から何らかの方法で筋肉の長さや位置を一定方向へ変化させると、隣接する筋肉の反対方向の張力が増すという効果です。
「クロスコンプレッション ショーツ」は、テーピング理論にもとづいたクロスサポートバンドが大殿筋や大腿筋膜張筋など股関節周囲の表層の筋群を圧迫することにより、これらの筋群の長さや位置に変化が生じます。この結果、中殿筋など隣接する股関節の安定性に関わる筋群が活性化され、ランニング時の軸ブレを抑える効果が期待できます。「クロスコンプレッション ショーツ」は股関節をサポートし、軸ブレのない安定した走りを実現する強力なツールになるでしょう。
近畿をベースに、スポーツクラブ等で毎月500人以上の市民ランナーを指導。あすリードRC代表。データに基づいた理論的な指導が「ランナーズ」などのランニング雑誌などで度々紹介される。ベストタイムは2:43:45(48才時)。
ランニング速度は、ピッチ(脚の回転数)とストライド(歩幅)の掛け算で決まります。ピッチ数はふとももの付け根を動かしてヒザを上へではなく前へと動かす意識を持つと向上します。その動きをスムーズにし骨盤の動きも安定させる「クロスコンプレッション ショーツ」は、特に初心者や体重が重めのランナーのレース時やロング走練習に有用です。骨盤の左右のブレが抑えられると脚の接地時間が短縮されてピッチ数は安定し、ふともも前側への過度で不規則な衝撃も抑えられ脚の疲労を軽減してくれます。サブ4レベルのランナーには「クロスコンプレッション ショーツ」の骨盤と臀部への適切な圧迫感がフォームの再学習に役立ちます。例えばレースやロング走練習の後、疲労が完全に抜けきっていない時のジョッグで着用すると回復段階の筋肉がサポートされ、脚がスムーズに無駄なく動く快適な走りを実感できます。