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1-5.ヒザのケガ

ヒザの構造図
ヒザはふとももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨・腓骨)の接点にある関節で、4つに分類される靭帯によってつなぎ合わせられた複雑な構造になっています。
下肢の重要な関節の一つである膝は、複雑な構造で成り立ち、機能的に働いています。
膝の靭帯と役割
内側側副靭帯(MCL):内側の安定性向上
外側側副靭帯(LCL):外側の安定性向上
前十字靭帯(ACL) :脛骨の前への動きを制限
後十字靭帯(PCL) :脛骨の後ろへの動きを制限

半月板(Meniscus)
靱帯の他に、ヒザの関節には骨と骨の間でクッションの役割を果たす半月板という軟骨があります。半月板はヒザの安定性を高め、動きをスムーズにする働きをしています。

ヒザに多い傷害
ヒザのけがで多く発生するのが靭帯の損傷です。大腿骨と脛骨を前後につなぐ前十字靭帯の損傷は、急なストップ動作やジャンプの着地などで起こりやすく、ヒザのスポーツ傷害の中で起こりやすいもののうちの一つです。前十字靭帯のが切れてしまうと膝ががくがくしてしまい、その状態のままスポーツ動作を続けていると、半月板や軟骨への損傷が起きてかねません。そのため、スポーツをする上では、前十字靭帯を断裂してしまった場合は、手術をして前十字靭帯を再建するケースが多く見られます。
また、半月板もヒザのひねり動作などで損傷しやすいスポーツ傷害のうちの一つであり、半月板が損傷すると、ヒザのひっかかりや腫れが出てくることが特徴としてあげられます。
内側側副靭帯の損傷は、ジャンプの着地に失敗しヒザを捻った場合、サイドへの動きの中で過度に膝が内側に入った場合などにおこります。内側側副靭帯を損傷すると、ヒザの内側への安定性が低下し、ジャンプの着地や横の動き等で不安感が残る場合があります。受傷後のリハビリを行い、筋力強化をすることによって解消されます。

前十字靭帯損傷:ヒザががくがくする
内側側副靭帯損傷:内側への不安定性がでてくる
半月板損傷:ヒザの曲げ伸ばしでひっかかりがある

*怪我の痛み方、腫れ方は人それぞれで、同じ怪我をしていても、全く腫れが出ない人もいます。痛みや腫れがなくても、膝くずれやひっかかりの症状がある場合は、病院を受診することをおすすめします。

 

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