股関節は骨盤の下側のくぼみ(臼蓋)に大腿骨の骨頭部が収まるようにして形成され、正常であれば上半身と下半身がスムースに連動します。それにより、瞬間的なダッシュやターンなど素早い反応が可能となります。しかし、股関節を支える筋肉に疲労や拘縮などの筋肉トラブルがおこり、股関節の正常な状態を維持できなくなると、上半身と下半身の連動性、下半身から上半身への力の伝達が損なわれ、パフォーマンスの低下につながります。
アスリートが最高のパフォーマンスを発揮する為に不可欠なのが「コア」(股関節・骨盤・臀部)。特に股関節は大腿骨(下半身)と骨盤(上半身)の接合部であり、体重を支え、あらゆる動作の支点となっています。
クロスコンプレッション ショーツは、コア(股関節・骨盤・臀部)の筋肉や関節の動きをしっかりサポートするプロフェッショナル仕様。コアをサポートするコンプレッションショーツをベースに、よりサポート力の高いクロスサポートバンドをテーピング理論に基づき配置(クロスコンプレッション構造)。この構造により、両サイドから股関節が圧迫サポートされ、上半身と下半身の連動性がサポートされます。
ランニングコーチ
近畿をベースに、スポーツクラブ等で毎月500人以上の市民ランナーを指導。あすリードRC代表。データに基づいた理論的な指導が「ランナーズ」などのランニング雑誌などで度々紹介される。ベストタイムは2:43:45(48才時)。
ランニング速度は、ピッチ(脚の回転数)とストライド(歩幅)の掛け算で決まります。ピッチ数はふとももの付け根を動かしてヒザを上へではなく前へと動かす意識を持つと向上します。その動きをスムーズにし骨盤の動きも安定させる「クロスコンプレッション ショーツ」は、特に初心者や体重が重めのランナーのレース時やロング走練習に有用です。骨盤の左右のブレが抑えられると脚の接地時間が短縮されてピッチ数は安定し、ふともも前側への過度で不規則な衝撃も抑えられ脚の疲労を軽減してくれます。サブ4レベルのランナーには「クロスコンプレッション ショーツ」の骨盤と臀部への適切な圧迫感がフォームの再学習に役立ちます。例えばレースやロング走練習の後、疲労が完全に抜けきっていない時のジョッグで着用すると回復段階の筋肉がサポートされ、脚がスムーズに無駄なく動く快適な走りを実感できます。
社会人ランナー
ランニング学会認定ランニング指導員
学生時代は、中距離の800m(ベスト1分51秒31)を専門に鍛錬しスポーツショップに就職すると共にマラソンをスタート、2017年にあすリード サポートコーチに就任すると同時に本格的にマラソン練習を行い1年後にはサブ3を達成。(ベスト 2時間54分05秒)
私は、厚底シューズをはいた時に臀部とハムストの境目付近を痛めたのがきっかけで着用する様になりました。股関節周辺と臀部のサポート目的です。キネシオテープを貼るのも1つの方法ですが、コスト面でタイツを着用しました。着用して、感じたのは痛めた所再発予防目的以外に、腰周辺の安定サポートもある為、体幹(軸)を保ちやすくなった事です。体幹(軸)が保ちやすくなると、厚底の反発性もしっかりと利用して走れるようになったと思っております。