McDavidコンディショニング
ショートコラム
基礎知識編 Vol.2
運動器(筋肉、靭帯、腱、骨、神経)
McDavid CONDITIONING SHORT COLUMN

McDavid(マクダビッド)は“McDavidコンディショニングスキーム”に基づいて、アスリートやスポーツする人の身体の健康サポートを目指しています。
※コンディショニングとは(https://www.mcdavid.co.jp/sport_med/conditioning/)

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今回は身体の「運動器」について解説します。
運動器とは身体の運動に関係する筋肉軟骨腱・靭帯神経などの総称です。人間の体はこれらの運動器が連動して働くことで身体を動かすことが可能となります。これは言い換えると、ケガなどで運動器のどれか1つに問題が起こるとそれだけで身体がうまく動かせなくなることもあるということが言えます。


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骨とは身体を支えている運動器の1つです。人体には200個以上の骨があり、骨と骨の連結部で関節を構成します。骨では骨形成(骨を作る)と骨吸収(骨を壊す)がバランスを保ちながら常に行われています。骨吸収が骨形成を上回り、骨が脆くなってしまう現象を骨粗しょう症と呼びます。骨は「身体を支える」だけでなく、「内臓を守る」、「カルシウムを貯蔵する」、「造血(血球を作る)」という役割も担っています。


筋肉

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筋肉とは身体の様々な器官を動かす働きをしています。筋肉は多数の筋線維(筋細胞)が集まり構成され、収縮できる性質をもっています。この収縮作用により、関節の運動や臓器の運動に関与します。筋肉は大きく3種類あり、身体(骨格)を動かす筋肉を骨格筋と呼びます。これらの筋肉は自分の意志で自由に動かすことのできる筋肉です。そして残りの2種類は内臓などを構成する平滑筋や心臓の筋 肉の心筋と呼ばれ、自分の意志では動かすことができない筋肉です。


軟骨

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軟骨とは骨の端を覆う組織で滑らかな関節の運動を可能にします。また同時に関節にかかる衝撃を和らげる役割もあります。成長期には骨端線(成長線)を形成します。軟骨はとても弱く、障害や損傷が生じやすい組織です。軟骨の自己再生能力は乏しく、一度損傷すると修復されにくい組織です。


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腱とは骨格筋の両端にある結合組織です。筋肉が骨に付着する部位で筋肉が生み出した力を骨に効率的に伝える役割をもっています。筋肉とは異なり伸縮性があまりないため、強い力が加わると損傷・断裂が起こりやすいです。また筋肉から腱に変わっていく部分を筋腱移行部と呼び、筋損傷(肉離れ)が起きやすい部分となります。


靭帯

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靭帯とは関節の周囲を取り巻く結合組織です。骨と骨を強固に繋げ、関節の安定性に重要な役割をもちます。筋肉とは異なり伸縮性があまりないため、強い力が加わると損傷・断裂が起こりやすいです。靭帯のケガは関節の不安定性を起こす恐れがあります。


神経

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神経とは身体の機能を統率し、痛みなどの感覚の情報や運動の指令などの信号を伝える役割をもつ組織です。神経には中枢神経と末梢神経があります。中枢神経とは脳と脊髄から構成され、全身に指令を送ります。また末梢神経は中枢神経と身体の様々な器官に分布する神経を結び、情報の伝達を行います。神経のケガは運動のみならず様々な身体機能への影響を及ぼします。

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