McDavidコンディショニング
ショートコラム
PERFORM(パフォーマンス)編vol.3
パワートレーニング
McDavid CONDITIONING SHORT COLUMN

McDavid(マクダビッド)は“McDavidコンディショニングスキーム”に基づいて、アスリートやスポーツする人の身体の健康サポートを目指しています。
※コンディショニングとは(https://www.mcdavid.co.jp/sport_med/conditioning/)

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今回はPERFORM(パフォーマンス)編
パワートレーニング」について解説します。

多くの競技において短時間で大きな力を発揮する能力が必要とされます。その能力をパワーと呼びます。パワーは「力xスピード」で表現されます。つまり、力(筋力)が強くてもスピードが遅ければパワーは低くなり、反対にスピードは速くても力(筋力)が弱ければパワーは大きくなりません。そのパワーを向上するトレーニングのことをパワートレーニングと言います。パワーを高める方法として多く使用されるものがクリーンやスナッチなどのパワーリフティングやボックスジャンプなどのジャンプトレーニングです。

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これらのトレーニングにおいて重要となってくるのが負荷設定です。従来パワートレーニングにおいては重さ(% of 1RMなどを利用)を負荷の基準として設定し、パワー能力向上に適しているとされる回数、セット数、休息時間で実施していました。よってこの場合、普段のトレーニングで記録をつける項目は重さ、回数、セット数でした。



従来のトレーニングの設定 パワー
負荷(% of 1RM) 60-80%
回数-5回
セット数3-5セット
休息時間2-5分

※負荷設定は情報によっては多少の違いがあります。

しかし近年では技術の発展に伴い、スピードを計測できるデバイスが普及し、パワートレーニングにおいてスピードを負荷の基準とし、記録することが主流となってきています。このトレーニングのことをVelocity-Based Resistance Training(VBT)と呼びます。VBTでは競技や個人によっても設定が異なりますが最高速度(Peak Velocity)もしくは平均速度(Mean Velocity)を基準とすることが多く、平均速度と%1RMには相関性があると言われています。

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従来のトレーニングの場合は特殊なデバイスが必要ない為、多くの環境でも取り入れられる反面、パワーのスピード(速度)にフォーカスすることができず、本当にパワーが向上しているかが分かりません。一方でVBTの場合、特殊なデバイスが必要ではありますが、パワートレーニングにおいて重要とされるスピード(速度)について客観的な数値で記録を取ることもできます。
どちらもメリット・デメリットはありますが、個々の環境や目的に合わせ、パワーを向上できるよう最適なトレーニング方法を選択し、取り組みましょう。




次回はコンディショニングスキームPERFORM(パフォーマンス)編の4回目として「持久力トレーニング」について紹介します。 2月中旬ごろの掲載予定です。


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