カラダとケガについて
腰の解剖学
Anatomy of the back/waistMcDavid
SPORTMED LABO

腰関節とは

腰痛・腰回りの傷害の色々な原因を理解するためには、腰の領域の通常の状態を理解することが大切です。この部位に関連する組織としては、腰椎、椎間板、脊椎と半月板周辺の靭帯、脊髄と神経、そして筋肉に大きく分けられます。

腰椎は脊髄を怪我から守る目的と同時に、椎骨がうまく積み重なることで動き(可動)をサポートできるようになっています。腰椎は最も大きく、大部分の体重を支えています。この部位は頸椎よりは劣るものの、胸椎以上の可動を可能にしています。また、腰椎の椎間関節は大きな屈曲・伸展を可能にしていますが、回旋に対してはしっかりと制限しています。

可動域

◯屈曲・・・0~60度
◯伸展・・・0~35度
◯側屈・・・0〜20度
◯回旋・・・0〜50度

椎体(すいたい)
椎骨の前面部で厚く、円盤型をしています。体重がかかる部位。

椎弓(すいきゅう)
椎体から後方に伸びる、短く太い椎弓根と椎弓板で形成されます。

椎孔(すいこう)
椎体と椎弓で形成され、間を脊髄がはしります。

軟部組織

椎間板(ついかんばん)
各椎間板はゴムのような線維性軟骨からなる環状部分(繊維輪)が、ゼリーのような柔らかさをもつ中心(髄核)を包み込む形でできています。

筋肉

屈曲
腹直筋、大腰筋

伸展
脊柱起立筋、多裂筋、半棘筋

側屈
腸肋筋、最長筋、多裂筋、腹斜筋(内・外)

回旋
回旋筋、多裂筋、最長筋、腸肋筋